大阪プレイボーイ超甘々な君と2人っきり!?
はい、おはようございます…
……「えっ」
「嘘…」
「マジかよ」
「アレって…」
「…だよなぁ」
生徒の皆の想像通り、
蘭潟 愛梨です。
制服を着崩したんも初めて
なら、アクセサリーなんか
も初めてや。
まあ、うちの学校はメイク
とか制服を崩したりは
一応校則違反やねんけど…
進学校のわりに校則は
ゆるい学校やから、大体の
生徒がこんな感じなんや
けども…
ちなみにin教室♪
「ほんまオモロいわぁ」
まじまじとうちを見る華奈。
「あんま見んとってや//」
「まあでも、素質はあると
思ててんけどな♪」
↑無視
「違っ、これはしゅ…」
あっ!瞬に誰にも言うなて
言われてんやった
「しゅ??」
「な、なんもない」
「あ…そや。今日東藤は~?」
ドキーッ
「さ…さぁ?知らない…な」
ドキドキ…
「あやしぃ~」
「何がよっ」
あ、ちなみに瞬は
学校サボって仕事に行ってんで!
「てゆーかさぁ」
「ん?なに」
うちは数学の予習をしてる。
「この場所注目されすぎて
ウザい」
うわー、コイツうちが
必死にスルーしたとこ
ズバッと言いよった!
ほんまKYっ
「言っちゃう?それ…」
もう~
「愛梨、可愛く
なりすぎなんやてー」
と華奈がからかってくる。
でも…これで人気者に
なれるかな?
↑人気者の認識を間違っている
「普通さー、誰かが
可愛くなったら人が寄って
くるもんなんやけど…
なんか恐れ多くて。って
感じやね(笑)」
えっ!?
「あんた、意外と人気者
ムズいかもよ?」
ニヤニヤしてくる華奈
ま、マジで??
↑可愛くなれば人気者
になれると本気で思ってた。
でも…その近寄りがたい
空気を破ったのは先生だった。
「な、なんやこの人の量は!?」
ザワザワザワザワ
「あ、先生や」
と漠然と華奈が言う
「お前らー、HRやで。
自分の教室戻れ~って、
うおっ!?ら、蘭潟!??」
「はい?」
…「え、やっぱ蘭潟やってんや」
「先生、KY」
「つうか、マジか。」
「やべーし」
余計ザワザワ