大阪プレイボーイ超甘々な君と2人っきり!?
ガタン!
ドアが開いた。
「…ぁー…ただいま」
「瞬っ、おかえり」
愛梨はガタッと立つ
こいつ、今の聞いてた
ぽいな…最悪やん。
「あっ、瞬のご飯も今
用意するわ」
愛梨はキッチンに急ぐ。
「…お帰りなさいませ」
と東藤と華奈、2人残された
沈黙を破るべく華奈は東藤に
話しかけた。
「…なんでいる訳?」
「ちょっと、愛梨と
喋りたいなぁって思ってね」
「ふうん。
別にいいけどさ」
「はい、瞬」
「あ~疲れた。
…いただきます」
無言でパクパクと
ご飯を進める東藤。
うん、確かにイケメンやな
こりゃ。
ガツガツと食べる姿に
呆然とイケメンやと思った。
ふい。と横を向くと
愛梨が東藤に釘づけや(笑)
まあ、自分の作った料理を
好きな人がガツガツ食べて
くれたら嬉しいもんかな?
「んじゃ、愛梨
華奈帰るわ。まぁ頑張れよ?」
「え…うん。もぅ帰んの?
珍しい…」
愛梨は玄関まで
見送ってくれる。
東藤はこっちを向きも
せずにヒラヒラと手を
振っていた。
「ばーか。何言ってんねん。
邪魔もんは消えたるてことや」
「えっ!?//////」
めちゃ赤面しよる。
愛梨、可愛いやつ♪
「ほな、また明日」
「バイバイ(;∇;)/~~」
…月夜を1人歩きながら
少し考えた。
愛梨にはさ、助けられてる
部分もいっぱいあるから
幸せになって欲しいんよね?
でも、華奈ちゃんが助けれる
ことはこれまでかな…
委員会とか過激派なんから
好きなだけ手伝ってあげるから
頑張りなよね。