大阪プレイボーイ超甘々な君と2人っきり!?
あれ、お姉さん
知ってはったん??
んじゃあ、なんで…
過激派の他の子が
トン とうちを壁に押す。
「兄姉なんは別にいいと
してぇ、あんたら距離
近すぎ、自覚しろ。」
…な、なるほど。
てか、そんな事…?…
「前は瞬みんなに平等やった
のに、あんたのせいで
うちらの関係崩れたし…」
いや、逆恨みやないすか。それ
ボスが口を開く。
「ほんまうぜーんやけど?
勉強出来んの自慢して、
メイクして他の男子にも
アピってんやん??」
いやいやいや、
「そんなん、した覚えな…」
グイとえりを掴まれた。
「っせんだよ、ブスのくせに
ぶりっこしやがって」
うわぁ、うわぁ
過激派こえ~
「…っ、で。うちは
なにしたらいいん?」
こんなん付き合ってられへんし
「流石、学年1位。
物わかりいいやん?
まず、瞬くんから離れな。
近づくな!んで、家も出ろ」
はぁ!?
なんでうちが家出なあかんの?
「…家出てどうすんの?」
「さぁ?1人暮らしでも
すればぁ?」
クスクスと過激派達は笑う。
悪いけど、そこまでは
付き合われへんわ。
「瞬くんと、一緒に住んでる
とか有り得ないし!」
「ほんまキモ~い」
言いたい放題やな、おい。
「それは無理」
うちは、キッパリ言う。
だってせっかく一緒に
おれんのに勿体ない!
こんなんで離れてたまるかよ。
「はぁ!?調子のんなよ?」
またまたグイとえりを
掴まれた。
痛いんやって、ほんま。
暴力反対~
「てゆーか、あんたも
瞬くんが好きなんやろ??」
ギクッ!
なんでバレてる?
「わっかりやすー。
あんたなんて相手にされへん
に決まってんし、バっカ
じゃねーの?」クスクス
うっさいなぁ///
つか瞬、大人気だな。もうっ
あんたのせいでこんな目に
合ってるっつうのに。
「でも、『無理。』とか
ちょっと生意気やんなぁ~
痛い目みてもらおっか、
みんな♪」「「おっけー」」
わーお☆
これはピンチ!
こういう時うちが主人公なら
ヒーローが現れてカッコ良く
助けてくれんねやろなー。
て、うちじゃ無理か。