月に願いを
「夏目…宏光が話したいことあるから行って。」

「いやだ!!見てたらぅちどうしたら良いのか分からなくなるし変な方向に考えてしまう!」

「夏目の言いたい事は分かる私も宏光が亡くなったらとか考えてしまう。宏光なら大丈夫と願っていかないと宏光が一番苦しいんだもん。」

「わかった。由美いつもありがとうね。今日から宏光に心配かけないようにご飯たべる。」ぐずっ

「うん♪宏光は本当に心配してるんだよ?自分の事より夏目あんたの事が一番心配してるんだよ…。夏目があんまり食べないのよ…って言ったら宏光が俺がって自分を責めてたよ…。」

「私行く。ぐずっ」バダバタ

「宏出てきなさい。」

「はははは…。弓無理しちゃダメだよ…。由美も泣きたいんでしょ」

「だって夏目も宏光の前で泣いたら夏目と宏光もかわいそうだもん。2人お互いに信じて欲しいし泣きながら言ったら言えなくなってしまうもん。ぐずっ」

「ほら由美おいで。(手を広げる)」

「えーん。(ぎゅっ)」

「よしよし。由美偉い。」

「大丈夫かな…。」

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