LOVEナビ~恋愛queen学園奮闘記(不定期更新です)


 お父様は…再び謝罪した言葉と17歳というワードに私は両手を頬にあてて確認すると、思い出したように慌ててバックを探し始めた。


 「何か…お探しですか?」


 「私のバックがないんです!」


 お父様はその言葉を聞き迷わずベッドの上にあった棚から私のバックを取り出した。


 「これですか?」


 「あ…ありがとうございます。」


 お父様から預かったバックを受け取り私は…バックを全部ひっくり返した。

 バックの中には…例の使い捨てのカメラと宝石箱…それに携帯とお財布やコンパクトな鏡が入っていた。

 私はひとまず安心して深い吐息をついて鏡で自分の顔をみた。

 …若返ってる。


 17歳の容姿に私は信じられず釘いるように鏡を見るその一連の流れを見ていたお父様は意を決して尋ねた。


 「つかぬ事伺いますが…うちの息子の宗大とご友人でしょうか?」


 えっ…。

 私はどう答えていいか戸惑う…。

 過去のお父様に自分と宗大の関係を話してもわかってはくれないだろうし…といろいろな思いが交錯したが…とりあえず心を落ち着かせて尋ねた。


 「どうして…そんな事を?」


 私の質問にお父様は厳しい表情で答えた。



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