LOVEナビ~恋愛queen学園奮闘記(不定期更新です)


 「賛成!行こうよ!
 占い師に見てもらった後は…千夏ちゃんのお宅で二次会だー!」


 千夏が…どうする?と言いかけた時に私は彼女に抱きつき声をあげた。


 「ちょっと…!
 とりあえず妊婦なんだからね…。」


 「あ…。…ごめん。」


 あまりにも嬉しくてハグしちゃったので一喝されたわけだけど…。(汗)

 偶然の一致なのか‥まさか占い師にみて貰おうなんて同じ事を思っていた事がとにかく嬉しかったのは確かだった!


 まあ…こんなやりとりの末、私と千夏は改札とは逆に歩き再び駅をでると駅の校内にある宝くじ売り場を目指した。


 週末という事もあり…駅前は仕事帰りのサラリーマンだけではなく…カップルや大学生などでまだ賑わっていた。


 そうこうしてると‥。
 前方に…宝くじ売り場を遠目に発見‥! ?

 その横に…小さく肩を丸め着物姿のおじさんが腕を組んだままテーブルに腰掛けてただ…前方の一点だけを見つめていた…。


 “なんだか‥胡散臭いなあ‥って感じつつ千夏の方をみると…颯爽と彼女は足を進めて‥【易者】と掛かれた木の立て札の前に立った。


 「‥占ってもらいたいんだけど‥!」

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