LOVEナビ~恋愛queen学園奮闘記(不定期更新です)
叔父さん…。
管理人さんは…確かさっき高森って名乗ってたような…って事は、もしかしてこの二人親戚ってことぉ?
頭の中で連想される予感に心拍数も上昇する事なども知らず二人は会話を続けた。
「今…帰りだったのか…?」
「うん…。病院によってきてから買い物すませたから…。
あっ…。叔父さん…。
お客さん待たせちゃ悪いよ。」
マジマジと私は二人の会話を聞いていたせいか…高森君の方が私の視線に気づき気まずそうに身をすくめ紙の買い物袋で顔を隠した。
「あっ…。いや…。
そうじゃなくてね…。
叔母さんの遠縁にあたる親戚で橿原成美さんだ…。
今日から…千宗の家のお隣に引っ越してきたから困った所を見かけたら手助けしてあげて欲しい…。」
「えっ…。
あっ…。
うん…。
分かった…。」
はあ~?何だってぇ…?
自分の耳がいきなり遠くなったかと思うほどか細い声で単語を連ね…紙袋から目だけを泳がせながら答えた。
ポン…。
そんな様子をみていた本蔵社長は…私の肩を軽く叩き…目で合図されたのに気づき慌てて声をあげた。