LOVEナビ~恋愛queen学園奮闘記(不定期更新です)
あまりにも詰め寄りすぎた私に後退りして逃げ腰の高森君は体をそりすぎたせいで体勢を失い倒れこんだ事により…私もそのまま体勢を失い前のめりのまま高森君の体に滑るように倒れこんだ時思いっきり床に両手をついて持ちこたえたつもりだったのだが…。
「………。」
かなり…際どい体勢に2人とも動けず無言でお互い目を見張る…。
これじゃあ…どこからみても私が高森君を襲っちゃう系な体勢にみえちゃう…。
「ご…ごめんね…。」
バツ悪くてとりあえず私はゆっくりと床についた両手を軸に起き上がろうと力を込めた時…支えていた手がすべり体制を崩してそのまま高森君の上に崩れ落ちまさかの…二次災害!!
「うっ…。」
高森君は…ワタシの体重を肌身で受けて小さく呻き声をあげた。
何が起こったか考える間もなく…動けくに動けない状態のまま私と高森君は顔を紅潮させてやりすごした。
トクン…。
トクン…。
トクン…。
胸板の奥から高森君の鼓動が聞こえてくる。