LOVEナビ~恋愛queen学園奮闘記(不定期更新です)
私が弁解した後に絶妙なタイミングでくしゃみを連発したお陰で…管理人さんもそれなら良かった…と言って安堵の息をついて言葉を返した。
「学校から千尋がまだ来てないと連絡があったから心配したよ!
まあでも…連絡が行き違いになってただけだったみたいだし…大事な時期だし病院にいって風邪治した方がいいぞ!」
管理人さんは…ホッとして微笑んだ。
「あっ…。
う…うん…。
心配かけてごめんね…。
今から病院に行ってくるよ。
橿原さん付き添ってくれるみたいだから…大丈夫…。」
おじさんに彼なりに取り繕った言葉を返すと管理人さんは…「そうか…。」と頷き言葉を繋げた。
「…そうかあ…。
橿原さんも通院しなきゃいけなかったんだよね…。
2人とも支度がすんだらマンションのエントランスで待っておきなさい。
病院まで車で送るよ…。」
管理人さんの言葉に…私達2人は頷いたのを確認して笑顔で管理人さんはその場を後にしてエレベーターに乗り込んだ。