大好きな君へ
いつの間にか祐はキッチンに入ってきてた。
にしても、おっきいなぁ・・。見上げなきゃじゃん。

「はぃ。祐、ですよ。」

祐は私の頭に手を置いて顔を覗き込んで言った。

「ゅぅ…。」

「声が小さいけどいっか。」

声が小さいって…あんたの顔が目の前にあれば誰でもはずかしいんですけど・・。

「やっぱり、私か、帰る!」

「え~。でも、もう暗いよ?」

「いい。帰るから。」

「じゃぁ、アドレス教えて。」






















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