最大の敵
……なのに、早速、最大の楽しみだった学校に行くのが遅れそうです…
「はぁはぁ 速いよリリア~ン置いていかないでよぉ」
「あともうちょっとなんですからっ
頑張ってください、姫さまっ!」
「ううぅ~わかった、頑張る!!
っていうか、あと何分?あと何mくらい?」
「mなんかじゃないです!
あと4分で1.5kmくらいは走んなきゃです…」
「えええぇぇっ!?そんなに!?
間に合わないじゃん…」
「~~っしょうがないですっ飛びましょう!
ただし、絶対に人間にはバレないように注意
しながらにしてくださいね!?」
「ホントに!?やったぁ!リリアンの太っ腹ぁ♪」
「使い方間違ってません?それ…
というか、今からはその呼び方禁止ですよ!」
「あぁそっか!じゃあ行こ!莉々!!」
「はいっ」
バサァッ……
漆黒の翼を広げ、私達は高校に向かった――…
「はぁはぁ 速いよリリア~ン置いていかないでよぉ」
「あともうちょっとなんですからっ
頑張ってください、姫さまっ!」
「ううぅ~わかった、頑張る!!
っていうか、あと何分?あと何mくらい?」
「mなんかじゃないです!
あと4分で1.5kmくらいは走んなきゃです…」
「えええぇぇっ!?そんなに!?
間に合わないじゃん…」
「~~っしょうがないですっ飛びましょう!
ただし、絶対に人間にはバレないように注意
しながらにしてくださいね!?」
「ホントに!?やったぁ!リリアンの太っ腹ぁ♪」
「使い方間違ってません?それ…
というか、今からはその呼び方禁止ですよ!」
「あぁそっか!じゃあ行こ!莉々!!」
「はいっ」
バサァッ……
漆黒の翼を広げ、私達は高校に向かった――…