最大の敵
「や…やっと着いた…」
「はい…ギリギリですね…」
「うん…」
「では〈職員室〉という所に向かいましょう!そしたら、
姫さまの楽しみにしていた〈教室〉という所に行けますよ!!」
「やったぁ!やっとだぁ!…あっ!っていうかね、その〈姫さま〉って言うのここではやめない?この国では〈姫さま〉って違和感感じると思うんだよね…」
「そ、それもそうですね…では樹里さまと呼ばせて頂きます!」
「さ、さま?結局つくんだ…」
「〈さま〉は付けなきゃ魔界のみんなに殺されますっ」
「そんなことはないと思うけど…莉々が呼びやすいように呼んでね!」
「はい!では行きましょう!」



こうして私達は職員室に行ってから先生に案内されて教室に行った。


(うわぁ~ドキドキする…
人間と打ち解けられるかなぁ?)




ガララッ
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