最大の敵
「え~転校生を紹介すっぞ~イギリスに行ってて三日前に帰ってきた安藤と守野だぁ二人共イギリス生活が長くて日本に不慣れだからみんな協力してやってくれよな~」

そんな紹介と共に中へ入れられた。

「お前らからも自己紹介頼むな~」
「は、はい…」

(うわぁ~緊張するぅぅぅ!!)

緊張でガチガチになっていた私に、
莉々は「私からしますね」と言って、

「イギリスから帰ってきました。守野莉々です。
日本にあまり慣れていないので不安なところも
ありますが、よろしくお願いします」

と丁寧に挨拶した。

次は私だ…って緊張しながら

「同じくイギリスから帰ってきました。安藤樹里です。
みなさん、よろしくお願いしますっ」

って挨拶したんだけど…





…ん?なんか教室中がざわめいてるんですけど…
特に、男子がヒソヒソなんか話してる…
内容聞こえないけど。

なんなんだろ?

あっまさか私の挨拶の仕方おかしかった!?
できるだけ莉々の真似したつもりだったのにぃぃぃっ
恥ずかしいよぉっ

なんて思ってたら、
「お前らの席は1番後ろの窓側とその二つ隣な~
どっちにするかは自分らで話し合って決めていいぞ~」
って先生が言ってくれたから、
話し合って、私が窓側、莉々が二つとなりの席になった。
< 8 / 8 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop