好きになった方が負け。
ホテルに帰って、すぐにベッドに寝転がった。


先輩と笑顔でプリクラを撮るアッキー。

先輩の鞄には、アッキーがUFOキャッチャーでとったぬいぐるみがついてる。








アッキーを好きなこと、薄々気付いてた。


もっとアッキーと話したい。

でもアッキーには彼女がいる。

それも先輩。


相手は誰であれ、さすがに人の彼氏を取るつもりなんてない。


どうにもできない現実を、受け入れるしかなかった。


でも…それと同時に、この頃から、2人が別れるのを予測していたのかもしれない…。
< 27 / 53 >

この作品をシェア

pagetop