圭くんと私【短編】
『ふうん』



と気のない返事をしていた圭くんが突然言ったんだ



『マヤ、ちゅうちゅうごっこしない?』



なに?それ



マヤ、ちゅうちゅうごっこわかんない



すると圭くんが



『マヤ、そこにねてみて』



言われた通り寝転がる



『ちがう。マヤ、うえむくの』



いつも寝るときみたいに横向くと圭くんに注意された



そして上を向くと




なんと圭くんは私の上に覆い被さり



そして恐る恐る、私の唇に自分の唇を重ねた




< 4 / 22 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop