私に、できること【長編/未完】



…わかった。

「それで、教室に
鍵を開けずに
入ろうとしたのに、
できなかった、でしょ?」

「そう。
…これで よかったのかな。」



「ひどいなあ。
私がいないのに
ハッピーエンドなの?」

「栞!」
「栞ちゃん!」

一緒にびっくりした。

「今日に限って
4時とか6時に
目が覚めるから
なにかあるかと思えば…」

「栞も?」
「栞ちゃんも?」

「「「え…?」」」



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