私に、できること【長編/未完】
「あれ、結構怖いんだよ!?
体の感覚がなくなって、
浮いてるみたいになって、
目を開けたら 全然違う景色に
なってるんだよ?」
瑠璃が説明する。
「でも、普通なら
絶対 できないじゃん!
いいなあ、瑠璃ちゃん…」
からかっているのではなく、
ただただ うらやましい~
という感じ。
「私も、興味あるかも。」
便乗していってみた。
興味あるのは、本当。
「ちょっと、
友海ちゃん?!」
瑠璃は ちょっと
困ったような顔をしたけど、
はあ… と
ため息をついてから、
微笑んだ。