私に、できること【長編/未完】
「そんな生活に
慣れたつもりだったのに、
いつからか 急にスイッチが
入ったみたいに、
私の見る世界が変わった。
私をどう思ってるか
知らないけど、
誰も話しかけてこないし、
誘ってくれないし。
なにもしなくても
人気者な子もいるのに、
私はそうじゃない。
いつも一緒に
固まっている子たちは
本当に 楽しそうで。
楽しそう。
…私と違って。
みんなと違う…
なにかが違う…
なにが違うんだろう。
そんなことを
聞ける子も いない。
…悔しかった。」