私に、できること【長編/未完】
「今日はおごるね!」
「えっ?!私がおごるよ!」
瑠璃に笑ってほしくて、
今日は誘った。
だから当然、「あげる」
つもりで来た。
「いやいや、“お客さん”に
払わすわけにはいかないよ」
「だって…
誘ってもらったの
初めてだもん…」
「誘ったのも初めてだよ。」
あはは… と
私たちのやりとりに
笑顔は尽きない。
「…パフェも
よく食べるの?」
「瑠璃がいなかったら
食べないよ、
こんな豪華なの。
瑠璃に感謝、だね。」
「友海ちゃん… 私こそ…!」