私に、できること【長編/未完】
私は瑠璃に会ってから
明るくなれた気がする。
瑠璃も、最初は少なかった
笑顔が、いまは
いつも輝いてる。
瑠璃は、最初、あの悩みを
打ち明けられなくて、
そして、人と話すのが
怖くて、
私と一緒に帰るときも
迷ったって言ってた。
「おはよー!」
「おはよー!」
瑠璃は、
かけがえのない親友。
“いっちばんの友達”。
「ねえ?瑠璃、私は瑠璃の
“いっちばんの親友”に
なれるかな?」
瑠璃は、
くすっと笑ってから
「え~?!友海ちゃん!
もうなってるじゃん!
言ったでしょう?
ありがとう、友海ちゃん。」
「…ありがとう、瑠璃。
私も嬉しいよ。」