史上最悪最低男
気持ちの大きさなら。



家にいないのなら、どっかの店か!?


そう思い 前、鏡が言ってた

『女子に人気の店』というカフェにも行ってみた。


でも桃花はいなくて。


「っ…どこいんだよっ!!」



「あれー?千紘?」


ふり向くと、そこには雷基がいた。


「ハァッ…雷……基」


「美柚さんとこ、行ってたんじゃねぇの?

ってか、大丈夫か?息荒すぎだぞ。」


「桃花っ…桃花見なかったか!?」


雷基の胸ぐらをつかんで僕は言った。



「谷原…?なに、探してんのか?」
< 78 / 111 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop