史上最悪最低男
そんなこんなで、千紘と気持ちを確かめあえた数日後。
千紘の隣には……女の子。
「千紘っ!」
「んぁ?
あっ、桃花じゃん」
女の子とはなれてわたしのもとへ来る。
まぁ、来てくれるだけ進歩なんだけど…。
「なんでっ…浮気しちゃうの?」
そう言うと、千紘は不敵な笑みを浮かべた。
「なんで…?
そりゃ、桃花の泣いた顔が見たいから。」
千紘はグイッとわたしをひき寄せ、キスをした。
教室でみんなが見てる中で…。