まだ私たちの間につける名前はない。




そんな後悔を少ししながら、何幼馴染相手に意識しているのだと我ながら呆れてしまう。




そう、昨日は私も千尋も酔っていたし、そもそも千尋が私を異性として見る訳がない。














「よし、大丈夫だ」











漫画みたいな展開なんて漫画の中だけだ。




千尋に似合うのは、小さくて守ってあげたくなるような、可愛い女の子。












とりあえず、部屋片付けて夕飯作ろ…。




程よく散らかった部屋を見回して思う。
よく、この部屋に昨日人を上げられたよな。




さすがは酔っ払い。




















そんなこんなしているうちに気づけば22時を回っていて、千尋からメールが入る。




23時過ぎるけどごめん




そんな、一行。














.
< 24 / 42 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop