龍奇譚-彼の想い-





水嶋 凌は眉をひそめ、何かあったっけ……と考え込んでいる。





本当に忘れてるのね……



もう、何も言えないわ………





――――……



そして、やっと思い出したのか手を叩いた。





思い出すのに自棄に時間が掛かったわね。



自分で思い出しただけ、まだ、ましね。





< 129 / 682 >

この作品をシェア

pagetop