龍奇譚-彼の想い-





蹴を繰り出してきたあいつの左足を咄嗟に掴むと、

小さな舌打ちが聞こえてきた。





それは、

あいつが戦闘となると性格が変わるタイプなのだと分かった瞬間だった。





そして、その後の負けるまでの過程は、

もう二度と思い出したくない、黒歴史となった。





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