龍奇譚-彼の想い-





その風はどんどん勢いを増していく。



それは、凌が白く霞んで見えなくなる程だった。





「な!!!何、これ!!!??」



凌の慌てる声が風の鳴る音を割って聞こえてくる。





< 253 / 682 >

この作品をシェア

pagetop