龍奇譚-彼の想い-





すると、精神が暗く深い所に沈んでいくような錯覚に陥る。





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そして、奥深く光の届かない場所へ辿り着いた。





何もない。



ただ、ただ広く暗い空間。





そこで、視界の端を何か光る影が駆けて行ったのが見えた。





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