龍奇譚-彼の想い-





しかし、やられっぱなしは悔しいな………



よっしゃ、良い事考えた。





俺は爆笑しながら隣を歩く侑大の隙をつき、背後に回った。



俺が居なくなった事に気付いていない侑大は歩き続けている。





笑い上戸の単純馬鹿め………





侑大は歩き続け、俺は立ち止まる。



良い感じの距離が開いた所で……





< 307 / 682 >

この作品をシェア

pagetop