龍奇譚-彼の想い-





侑大はむくりと体を起こすと、スタスタと俺の元へとやって来た。





「何するんだよ!!?」

「あ゙?仕返し。倍で返すのは基本だろ?」

「ああ…それもそうか」



侑大はポンッと手を叩き、納得したような様子を見せた。





―――……こいつ、マジで馬鹿かなのか……?



簡単に言い包まれてるし……





長い事、こいつと一緒だがここまで馬鹿だったとは………



逆に尊敬するわ……





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