龍奇譚-彼の想い-





教室中の視線が一斉に扉に注ぐ。



各言う、私の視線もそちらに向いている。





転校生は扉の影から、ゆっくりとその姿を現した。





――――キャアァー!!!!!



途端、女子の悲鳴が響き渡った。





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