龍奇譚－彼の想い－
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――――キーンコーンカーンコーン……
４限目の授業の終わりを告げる鐘が鳴り響いた。
お昼休みだ。
あの暴露事件を機に、昼飯は司と食べるようになった。
しかし、そこには当然のように侑大もいる。
まあ、司は気にしてないみたいだから良いけど……
少し空気を読んだらどうなんだ、侑大。
馬鹿で噂好きでゴミ持ち歩いて、尚且つ空気も読めないと………
こんな奴が友だちだなんてな……
―――……はぁ……
