龍奇譚-彼の想い-
いなり寿司
――――――………
「あれ?峰、昼飯は?」
「あ゙?………ないが?」
自己紹介も終わり、俺たちが昼食は食べ始める中、
峰だけは、昼食を食べ始める気配がない。
そんな峰に聞いてみると、
案の定、ないと………
昼飯を食べないとか、俺には考えられない。
――――チラッ
と、自分の弁当箱の中身を見てみる。
中身は母さんが作ってくれたらしい、
卵焼きや唐揚げとかが所狭しと詰まっている。
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