龍奇譚-彼の想い-





「いなり寿司が食べたいのか?」



俺がそう言うと、峰はビクッと肩を震わせた。





―――……お!!!??



図星か……?





でも、何でいなり寿司?



ああ、いなり寿司が好きなのか?





司は訳が分からないと言う顔で俺を見ている。



あ、話聞いてなかったのか。



だったら、分からなくて当然だな。





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