龍奇譚-彼の想い-





そんな事を考えつつ歩いていると、いつの間にか体育館に着いていた。



中を覗くと、直ぐ近くの所にキャプテンを見付けた。





「キャプテン!!!」

「おお、水嶋か。………って事は、そっちの奴が……」

「はい。転校生の峰です」

「へー……背、高いな」



キャプテンが顎に手を当て、峰を見ている。





< 369 / 682 >

この作品をシェア

pagetop