龍奇譚-彼の想い-





「じゃあ、これ」



司は沢山の札を手渡してきた。



俺は疑問を抱きつつも、それを受け取った。





結界の札を始め、防御用、攻撃用、遠距離攻撃用などなど…

様々な札があった。



一部には、俺の知らない札もあった。





「その札を使って、あれを倒して見せて」

「あれ?」

「そう、あれ」



司の指差す先には……



えっと、誰?





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