龍奇譚-彼の想い-





そこに居たのは、6歳くらいの小さな女の子。



それも、どこかで見たことのある様な顔。





すると、女の子と目が合った。



―――……ニヘッ……



女の子は俺に気付くと、

慣れていないのかぎこちないけれど笑顔を浮べた。





だけど、その笑顔は幼いながらも、とても綺麗だった。



小さな女の子に綺麗と言う表現は、余り使わないだろうけど…



それでも、綺麗としか言い様がなかった。





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