龍奇譚-彼の想い-





――――キーンコーンカーンコーン



4時限目の終わりを告げるチャイムが校舎に鳴り響いた。





漸く、昼飯を食べる事が出来る。



朝、大量に飯を食べたはずなのに、もう腹が減っている。



まぁ、朝練で体を動かしたから当然と言えば当然だが……





早弁をする手もあるにはあるのだが、

何となくそれは俺の中の何かが許さないから出来ない。





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