龍奇譚-彼の想い-





「峰、行くか」

「……ああ」



お気に入りのエナメルバッグに教科書類を詰めると、振り返った。



そこには、当然峰が居る。



峰も準備が出来ていたみたいで、一緒に教室を出た。





侑大は……置いて行くか。



どうせ、勝手に付いて来るし。



その証拠に………





< 471 / 682 >

この作品をシェア

pagetop