龍奇譚-彼の想い-





「な、何だよ。ここまで連れて来て」



一向に話し出さない峰に不信感を抱いた。





ーーーーヒュー……



と、生温い風が頬を撫でた。



それと同時期。



否、正確には数秒後。





頬を何かが伝った。





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