龍奇譚-彼の想い-





そして、もう少しで結界に当たると言う所でやっと歩みを止めた。



峰が結界に当たる擦れ擦れの所に手を翳す。





ーーーーパリンッ



と、音が聞こえたかと思うと、結界がボロボロと崩れ始めた。





「こんなものか……少々、期待外れだ………」



そう、峰が呟いたのだった。





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