龍奇譚-彼の想い-





目の前に居るのは一体、誰だ?



俺は誰にここまで連れて来られた?





ーーー……そう、峰。彼だ……



では、目の前に居る彼は、やはり峰なのか?



だが、先程まで居た筈の峰とは姿が違う。



そこに立つ人物は嘲笑うかの様に口角を引き上げた。



ゾクッと背筋に悪寒が奔る。





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