龍奇譚-彼の想い-





あいつを調子に乗らせたくはなかったけれど、致し方ない。



場所を探るには兄さんの力が売って付けだっただけ。



そうじゃなかったらあんな奴、使わない。





帰路を急ぎ足で行く。



彼らを追う前に私は私でやる事があるから。





それまで、凌。



頼んだわよ。





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