龍奇譚-彼の想い-





「のわっ!!!!!」



間一髪でそれを避ける。



その弾みで俺を包んでいた幻が解けてしまった。



姿が露わになる。





「お前……」

「あ、ども」

「何でここに居る」

「いや、えーと……」



ここまで来て見付かるとこ、何なの俺。



まあ、枝を踏んだ自分が悪いんだけども。



早いフラグ回収だった……





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