龍奇譚-彼の想い-





何かが居るのかと思い、

音の聞こえてきた方に目を向けると、

そこから凄い勢いで何か飛び出してきた。



その何かはその勢いのまま、

後ろに立っていた龍宮に飛び掛かった。





「………龍宮!!!」



――――ゲシッ ドサッ










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