正の数【せいのかず】
すぐ放課後になり、皆が美鶴の席に集まった
さっきのはなしはどういう事だと、
皆が一斉に話し始めたので美鶴は困ってしまった
しかし、美鶴はすぐ冷静を取り戻し
すぅと息を吸うと口を開いた


「そのノート、君たちが持ってたんだ」
「どういう事だよ」
すると美鶴は

「正の数はね、僕の妹が決めた
 ウザい人を消す為の記号なんだ」
『はぁ!?』

「正の数が溜まれば、ウザい奴は消える」
まさにその通りだ

正の数がびっしり書かれた人は
全員しんだ
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