正の数【せいのかず】
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俺はふと、あるアルバムを見ていた
田舎だから
保育園とか幼稚園とかはなくて
保育所と呼ぶ
そこで、俺と比奈と純は出会った
保育期間3年だった俺は
誰よりも長く親に守られて生きてきた
だから、あの子の淋しさに
気づかなかったのかもしれない
アルバムを開いていたら見つけた名前
安藤 世維(あんどう よつな)それと
安藤 美鶴(あんどう みつる)
先生のコメントに
「学校ではみんなに話しかけること!」
思い出した…
この兄妹、一際影が薄かった気がする
母親も父親も死んじゃったって話
でも、そしたら美鶴は今の今まで
どこにいたんだ?
俺はクロいノートをみて
美鶴の名前を探す
「美鶴…美鶴…あった!」
そこで俺が見たもの。
それは、怖すぎて、
吐き出してしまう物だった
田舎だから
保育園とか幼稚園とかはなくて
保育所と呼ぶ
そこで、俺と比奈と純は出会った
保育期間3年だった俺は
誰よりも長く親に守られて生きてきた
だから、あの子の淋しさに
気づかなかったのかもしれない
アルバムを開いていたら見つけた名前
安藤 世維(あんどう よつな)それと
安藤 美鶴(あんどう みつる)
先生のコメントに
「学校ではみんなに話しかけること!」
思い出した…
この兄妹、一際影が薄かった気がする
母親も父親も死んじゃったって話
でも、そしたら美鶴は今の今まで
どこにいたんだ?
俺はクロいノートをみて
美鶴の名前を探す
「美鶴…美鶴…あった!」
そこで俺が見たもの。
それは、怖すぎて、
吐き出してしまう物だった