正の数【せいのかず】
第四章

別の道

次の日、学校に行くと
美鶴の周りに人集りが出来ていた
何だろうと思い俺が近づくと
目を見開いた

お兄ちゃん見つけたの
私の好きな人いたぁあああ
世維頑張るヨォオオ

人殺しも、邪魔な奴を消すのも
頑張るヨォオ

血のような…
赤い色の細い字で文字を書き…

美鶴がニヤけているのも知らず
皆はただただ、怖いねーと言っているだけだった…
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