不良に口説かれて恋にオチました
「あとから言おうとは思ってたんだよ…?でもさ…?」
「でも?」
「…言えないっ!」
希美はなぜか顔を真っ赤にして顔を逸らした。
なぜ顔を真っ赤にする必要がある?
「…ヤラシー店?」
「んなっ?!なわけないじゃん!!ただ服がコス…!」
そこで希美は慌てて口を塞ぐ。
服がコス…?
まさか…あの店か…?
「コスプレ喫茶」
「なんで知って…はっ!」
希美は自分の口を手で塞いだ。
やっぱりコスプレ喫茶か。
俺の友達がコスプレ喫茶に通いつめてるやつがいるからその存在は知っていたが…。
まさか希美が…