不良に口説かれて恋にオチました





「希美、俺ホントは下心ありありで近づいたんだ」






「う、うん…?」






まあ、確かに合った時は凄く馴れ馴れしく声かけてきてたね。






「夜に出会った時のおまえは寂しそうな顔してて…。何回かそんなおまえ見てると守ってやりたいと思ったんだ」







「悠大…」






だからあんなに優しくあたしに接してくれてたんだ…







「時雨はいいやつだから…おまえを幸せにできる。…きっと。」







「……。」







「でも…愛想尽かしたら俺のところこいよ!!」






バシッ。






「いってぇよ時雨!!」







「黙って聞いてりゃおまえは…」











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