不良に口説かれて恋にオチました





ガチャッ。





鍵が開けられるとあたしはすぐに家の中に入った。





次からは時雨の思い通りなんかいかないんだから!




困らせてやるっ!





「希美?」






「ふーんだっ!!あたし時雨よりルーの方が好きなんだからっ」






どうだっ!
いつまでも時雨の思い通りなんかにならないんだからなっ





「ねー、ルー?」





あたしがルーにキスしようとした瞬間、あたしの腕の中からルーが消えた。










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